足底筋膜炎におすすめのインソールやサポーターは?
一般で売られているものと私の勤めている整形外科でも処方される保険適用のものの流れまでまとめてます。
➀あなたは朝起きた時、かかとに痛みを感じていませんか。
それは足底筋膜炎かも知れません。
足底筋膜とは足指の付け根からかかとまでの足裏にある膜の事です。ここに炎症をおこしているのが足底筋膜炎です。
原因としてはスポーツ、長時間の立ち仕事、肥満、外反母趾などによる歩行姿勢の悪さなどがあげられます。
治療は保存療法といった安静をとることが第一です。その時にインソール(中敷き)やサポーターを使用することで症状を緩和することができます。
先日、患者さんでも長時間の立ち仕事で清掃のお仕事されてる方で踵付近が痛く、朝起きたての一歩目がズキッと痛んで、押して痛みがあるといった方にストレッチとインソールをご紹介したら、今ではほぼほぼ痛みがなくなっています。
ここでは、足底筋膜炎に効果のあるインソールやサポーターを紹介します。ランニングでなることも多く初級者さんや中級者以上の方にそれぞれ合うインソールも私の実体験も含め書いてます。
目次
②-1足底筋膜炎 症状の緩和に効果のあるインソールやサポーターは?
②-1-1おすすめのインソールは?
インソールとは靴の中敷きの事です。インソールを使用することで土ふまずのアーチをサポートすることができます。
自分の足に合わせたオリジナルのインソールを作ってもらうことが理想ですが、既製品でもおすすめのものがあります。
選ぶポイントとしては、硬めのインソールを使用し、足自体にクッション性と剛性の二つの機能を有効に使わせることができるものを選ぶことです。
インソールを使用して痛みがひどくなった場合はすぐに使用を中止してください。
お手頃な値段でおすすめのインソールを三つ紹介します。
・SORBO DSIS ソルボ ヘルシーフルインソールタイプ グレー
SORBO DSISソルボヘルシー フルインソールタイプ グレー M(25~25.5cm)
ソルボの優れた衝撃吸収機能によりかかとへの衝撃を和らげます。凹凸のDSIS機能により足裏のアーチをサポートし、理想的な歩行を実現してくれます。汗や汚れから出る嫌なにおいをカットする抗菌・防臭効果もあります。
立ち仕事で安全靴や長靴を使用してる患者さんが足底筋膜炎となって踵付近が痛いというケースが多いです。
インソールも分厚いと効果があっても中には入らないことがあるのでこのソルボインソールを薄手なので、すっきりとはいると口コミでも評判です。特に長靴には2枚重ねる人もいます。
・インソールプロシリーズ(足底筋膜炎対策用)
縦アーチを内側縦アーチパッド形状で支え、筋膜への負担を軽減させます。痛みの集中しやすいかかと部中央に体重がかかりにくい特殊な形状も使用しています。また、つま先はゆったりしており、ハサミでカットできますので自分の足に合わせることが可能です。
≫インソールプロ「足底筋膜炎対策」 (女性用 M 23.0~23.5cm)
ランニング 初級者・中級者以上別おすすめインソール
・ソルボ インソール ランニングエア ⇒中級者以上におすすめ
DSIS ソルボ ランニングエアメンズ 8ZA624L レッド L(26.5~27.5cm)
下↓に紹介してるソルボランニングよりも反発性があって、ランナー中級~上級の方にはいいと、口コミでも評判です。
私はそれほど速くの走りでなく、5kmから最大でも10kmを1時間ほどのスピードなのでソルボランニングで十分で、ウォーキング目的でもソルボランニングではクッション性が高いのでおすすめです。
つい先日も子供と一緒にマラソン大会にでてこの↓のソルボランニングを入れて走りました。入れる以前は踵付近が走り終わったら痛みがでたことがあったのですが、これを入れてからは踵と膝の痛みがでてません。ランナー初級者さんやウォーキングを中心にしてるならおすすめです。
おまけ:ソルボ インソール ソルボランニング ⇒初心者・ウォーキング向け
▼保険適応のインソールはどこでできる?返金されるまでの流れ
これらのものは一般で売られているので、保険適用のものでないですが、整形外科に行って足にあわせて作ってもらうインソールは保険適用となります。私の勤めている整形外科クリニックでも義肢装具士さんが来ていて型をとって作っています。私の勤めているクリニックの形式は、費用はまず実費でいただいて、そのあと書類を提出してあとで保険適用ということで一部返金される形です。
私のクリニックでは保険適用のものは採寸してしっかりとしたものを作ります。一般でうられているものより若干厚めで矯正力が強めなものになることが多いです。 一般のインソールで合わなければクリニックで処方されるものも検討する流れがいいかと思います。
▼インソールとその日の調子で負担がかかるときはテーピングも一緒に行うのが効果的です。さらに足首を痛めたあとの効果的な体操や対処法ものせてます。
≫足底筋膜炎が実際治った【テーピング簡単方法ストレッチはこれ!
≫足首が痛い【前側がランニングで痛む時テーピングで外側-内側別対処法
②-1-2足首おすすめのサポーター3選
足底筋膜炎では安静が必要といっても、全く歩かないわけにはいきません。そんな時サポーターを使用すれば足底筋膜への負担を軽減させることができます。
サポーターは足裏アーチやかかとを支え、歩行による負荷を軽減させてくれます。また、足の動きを固定してくれるので、無理な動きがなくなります。これにより痛みを緩和させることができます。
おすすめのサポーターを三つ紹介します。
・ソルボ タテアーチサポーター オフホワイトS
土踏まずの縦アーチをしっかりサポートし、負担を減らして痛みやだるさを和らげる土踏まず用サポーターです。フィット感を重視したウールとスパンデックスの使用で通気性も優れており、抗菌・防臭加工も施されています。
・ザムスト アーチサポートソックス HA-1 ショート
ザムスト(ZAMST) アーチ サポートソックス AS-1(5本指) ランニング 陸上 Lサイズ 両足入り ブラック×ブルー 376303
独自の編み方でかかととアーチをサポートします。アーチから足首の部分にも独自の編み方を採用することで、低下している足のスプリング機能を支えます。また、かかとのぐらつきを抑え、アーチへの負担を軽減してくれます。
・Bracoo アーチサポーター
Bracoo アーチサポーター 扁平足 足底筋膜炎 足底 足裏の痛み 疲れを軽減 土踏まず 用 足首 アーチ サポーター スポーツ用 2枚入り S/M
足底筋膜の靭帯を圧迫することにより、足底筋膜炎の痛みを和らげる足首用サポーターです。薄い素材で一日中の装着も可能です。
▼ストレッチや実際の歩くときに気をつけるポイントがあってこれをすると治りがはやいことが多いです。
実例も交えながら書いてます。ぜひご一読を↓↓
≫足底筋膜炎が実際治った【テーピング簡単方法ストレッチはこれ!
③まとめ
足裏に痛みがあると歩きにくく、日常生活にも支障をきたします。安静が一番ですが、ジッとしておくわけにはいきませんよね。
ご紹介した商品はお値段も手ごろで、すべて通信販売で購入することができます。足底筋膜炎の方だけではなく偏平足の方にも効果がありますので、ぜひチェックしてみてください。
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