熱中症 対策・予防 おすすめ飲み物3つとNGダメな飲み物3つを紹介
暑くなると熱中症という言葉をよく聞くようになりますね。熱中症予防にはこまめな水分補給がいいと知っている方も多いと思います。熱中症にならないように効果的に水分補給したいものですね。
そこでこの記事では、
・熱中症予防に効果的な水分補給とは
・熱中症予防におすすめの飲み物
・熱中症予防にNGな飲み物
この3点をご紹介したいと思います。
【熱中症予防に効果的な水分補給とは】
熱中症予防に効果的な水分補給とは、こまめな水分補給と塩分の補給が大切です。汗を大量にかくと、体内の水分と共に塩分やミネラルが失われます。なので、汗として失った分の水分摂取をする必要があります。
また、汗で塩分(ナトリウム)が失うと血液中のナトリウム濃度も薄まります。水だけを一度の大量に摂取すると逆に体の電解質のバランスを崩してしまい体調不良を起こしてしまうことがあります。
熱中症予防には汗で失った水分と塩分をきちんと補給することが大切です。厚生労働省は、食塩相当量が0.1g~0.2g/100ml以上の飲料を推奨しています。自分で作るならコップ1杯(200ml)の水に塩ひとつまみ(0.2g)の塩を入れた塩水です。
そして、長時間運動する人は塩分だけではなく糖質を含んだ水分補給が効果的と言われています。糖質は腸管内での水分吸収を促進します。
ですが、疾患などにより水分制限が必要な人は、医師の指示に従い飲水量を決めてください。
【熱中症予防におすすめの飲み物】
コンビニやスーパーなどで手軽に手に入るおすすめの飲み物について紹介します。
・GREEN DA・KA・RA
クセがなくすっきりとした甘さで、熱中症予防に効果的な食塩相当量0.1g/100mlが入っています。また、水分補給に効果的な糖質も含まれています。
・ビタミンウォーター
レモンの爽やかな味わいで、ビタミンやミネラルがおいしく補給できます。食塩相当量は 0.1g/100mlです。
・朝摘みオレンジ&サントリー天然水
オレンジ果実の味わいがすっきりと美味しいフレーバーウォーターです。冷凍兼用のボトルで長時間の外出にもおすすめです。食塩相当量は 0.1g/100mlです。
他にも様々なメーカーで熱中症予防の飲み物は販売されています。
【熱中症予防にNGな飲み物】
こまめな水分摂取が必要といえども、熱中症の予防に効果的ではない飲み物もあります。
①カフェインを多く含むもの
コーヒーや紅茶、コーラ、栄養ドリンクなどは、暑い時に飲みたくなる人も多いと思いますが、カフェインが多く含まれています。カフェインには利尿作用があり、飲んだ分以上の水分が体から排泄されてしまうと言われています。
カフェインには眠気覚ましなど良い効果もあるので、カフェイン入りの飲み物を飲んだ時は、一緒に水分も摂取するようにするとしっかり体に水分を補給できます。
②アルコール
アルコールにも利尿作用があります。飲んだ以上の水分が出る場合があるので注意が必要です。ビール10本で11本分の排尿がみられるといわれています。アルコールを飲む時は、同じくらいかそれ以上の水を一緒に飲むといいでしょう。
③糖質の多い飲み物
糖質には、水分吸収を促進する働きがありますが、糖質が多いジュースなどを多く飲むと血糖値の変動も激しくなり、頭痛・イライラ・体のだるさなどに繋がり、体に負担がかかります。
スポーツドリンクは、運動量が多い人が水分補給に必要なエネルギーやミネラルを補給できるようになっているので、糖質も多く含まれています。運動量が少ない人が飲むと糖質の摂りすぎになることがあるので注意してください。
ライフスタイルによって、長時間の運動や活動をして汗を大量にかく人や室内で過ごすことが多くあまり汗をかかない人などそれぞれで状況は違うと思います。
その状況に合わせた飲み物を選択して、効果的に熱中症予防に努めてください。
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