くるぶしの内側と外側にあるツボは? くるぶしに痛みがある時のテーピングの方法は?
➀くるぶしにもツボがあるのでしょうか?
人の体には多くのツボが存在しますね。ツボは東洋医学の考えから来たもので、そこを押したりすることで、体の不調を改善したりと様々な効果があります。
ところで、くるぶしにもツボが存在するのでしょうか?
ここではツボの探し方や押し方、くるぶしの内側と外側になるツボとその効果、またくるぶしに痛みがある時のテーピングの方法について紹介します。
目次
②-1くるぶし ツボの探し方や押し方 内側、外側にあるツボとその効果は?
②-1-1ツボの探し方や押し方は?
体にあるツボは探しやすいように少しへこんでいる場合が多いです。また、押すと痛みがあるので、この点を注意しながら探すとよいかもしれません。
ツボは「押す」だけでなく、「もむ」「たたく」ことでも効果があります。痛みが強い場合はさするだけでも良いです。
ツボは長く押しても意味がありません。3~5秒かけて押し、同じ時間をかけてゆっくり離します。呼吸は止めず、ゆっくり深く行いましょう。
左右にツボがある場合は左右を1セットとして、5セットずつ行うのが良いです。
②-1-2くるぶしの内側と外側になるツボとその効果は?
内側にあるツボと効果
・太谿(たいけい)
内側にあるくるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。太谿のツボ押しは下半身の症状を中心に効果があります。下半身の冷え解消、月経障害、こむら返り防止、関節リウマチや変形性膝関節症の痛み、血圧の調整などに効果があります。
・照海(しょうかい)
内側のくるぶしの下から指一本分下方にあるくぼみです。下半身の症状を中心に効果があります。子宮や卵巣の調子を整えるので、生理痛や月経不順、更年期障害に効果があります。その他足の冷え解消、便秘や不眠の解消、血圧改善に効果があります。
・三陰交(さんいんこう)
足の内側のくるぶしの最上部から手の指を横向きして3-4本分程度上がったところの骨の後ろに位置します。冷えに効くツボとしてむくみ解消の効果が期待できる他、月経痛を改善する効果もあります。
出典:http://k5985.com/asitubo/
出典:http://mukubijyo.link/
improvement-of-edema/other-methods/394
外側になるツボと効果
・申脈(しんみゃく)
外側のくるぶしのすぐ下のくぼんだ所にあります。足首の痛みの他、頭痛、めまい、耳鳴り、冷え症、肩こり、腰痛の改善に効果があります。また、消化器や泌尿器の機能を助ける効果もあります。
・崑崙(こんろん)
外側のくるぶしの後ろ側にあり、アキレス腱との間のくぼみのツボです。足関節などの痛みや、足の疲れの他、坐骨神経痛、腰痛、頭痛、めまい、吐き気などに効果があります。
出典:http://www7b.biglobe.ne.jp/~sinkyu/nenza.html
こうしてみると下半身を中心に様々な症状に効果のあるツボがあることが分かりますね。
くるぶしのツボは見つけやすいですし、自分で簡単に押すことができるので覚えておくと便利ですよ。
②-2くるぶしなどが痛い 効果的なテーピング方法は?
②-2-1くるぶしなどが痛む時、自分でできるテーピング方法は?
くるぶしのツボを紹介しましたが、足首の痛みに効果のあるツボもあります。しかし、捻挫や腱鞘炎(後頚骨筋腱炎など)の時はテーピングで足首を固定するのが効果的です。足首の負担を軽減できますし、自分でやり方を覚えておくと便利ですよ。
ここでは自分でできるテーピング方法を一つ紹介します。テープは伸縮性のあるテープを使用してください
。
1.足首は90度に保っておきます。ポイントは椅子の上に足を置いておくと90度に自然に保てて、疲れずきっちりとテープが巻けますよ!
2.1本目は足のすねの横からで、ちょうど真ん中から内側から踵裏を通って外側に向かって張ります。固定する力が足りなければ同じように2本目も張ります。
3.次に足くるぶし外側から足の甲上を通り内側から足裏から外側に、そして内くるぶしの横まで巻きます。ちょうど外くるぶしから8の字を描くように巻いていきます。あとは足をぐるぐると上まで巻いて、1本めのテープが隠れるぐらいまで巻きます。
注意点としては、かぶれ防止のためにテープのはじめと終わりは少し浮かしておいて最後にとめます。
文字・画像だけだと張る方向がわかりずらいので、動画ものせてます↓↓
③まとめ
足首を痛めると歩きにくく、日常生活に支障をきたします。受診することも大切ですが、痛みはなかなかすぐに取れませんよね。
そんな時ツボやテーピング方法を覚えておくと、痛みに対して自分で対処できますね。
ぜひ参考にしてみてください。
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