足の裏の悩みと云えば、『偏平足(偏平足)』や『外反母趾』や『内反小指』ですが、それらがすべて『開張足(かいちょうそく)』も伴っていることを知っている人は多くないかも知れません。
今回は『開張足』の症状と原因に加えて、ダイソー・セリアで痛みを和らげる100均グッズをリハビリ国家資格で整形外科勤務のブログ主が履いてみての感想レビューも加えて紹介したいと思います。
開張足に対しての痛み軽減にパッドやインソール中敷きをまとめて紹介します
目次
<『開張足』の症状をやわらげる100均商品とは?ダイソー・セリアのパッドサポーターやインソールを紹介>
『開張足』の症状は何と言っても疲れやすさや痛みです。
これらをやわらげる商品は100均でもかなり充実しています。
今回は、『ダイソー』と『セリア』で販売されている足の衝撃を緩和する商品バリエーションを紹介します。
[ダイソー100均 パッドサポーター・インソール]
■保護パッド&保護カバー系
足裏保護パッド/
シリコーン素材でできていて、厚みがあります。私も開張足気味でタコがあるので購入したので数か月試してみます!
足裏保護カバー/つま先保護カバー/親指保護パッド
■インソール系
カップインソール/
インソールの足にあたる表面には盛り上がりがなく、底・裏面にクッション材があります。なので開張足や外反母趾の方にはセリアの方には盛り上がりがあるのでそちらをおすすめします。
ファーインソール/プリントインソール/低反発クッションインソール/土踏まず用低反発インソール/ウォーキング用インソール
[セリア100均パッドサポーター・インソール]
■保護パッド&保護カバー系
足裏保護用パッド/足裏保護用パッド/親指周りクッションパッド
■インソール系
スポーツインソール/クッションインソール/保温インソール
100均より耐久性がありさらにおすすめなインソールは…
▼100均ではどうしても耐久性がなくしばらく使ってるとへたってきてしまいます。そこでおすすめなのが中敷きインソールです。なので私自身もテーピングとプラスで、インソールを買って土踏まずアーチをサポートしたら開張足で足裏にタコができてたのがもうほとんどなくなりました!合わなかったら返品できるので損にはなりません⇓
≫おすすめ中敷きインソールの詳細
▼開張足とセットで悩ましい外反母趾、内反小趾の100均グッズや体操ものせてます。開張足も外反母趾と基本的には同じ治し方で歩き方やテーピング方法も似ていますので、詳しくは下からどうぞ↓
外反母趾や内反小趾の治し方グッズ100均サポーターおすすめセリア・ダイソーで発見!
<100均パッドを使う前にそもそも『開張足』って何?>
先ずは、あまり聞きなれない『開張足』の概要を説明します。
[足の裏にはサスペンションがある?]
足の裏には地面からの衝撃を吸収するために、外側と内側にある2本の『縦アーチ』と親指の付け根と小指の付け根を結ぶ1本の『横アーチ』が入っています。
アーチは車の部品に例えるならサスペンションの役割をはたすもので、歩いたり走ったりするときに重要なものです。
[『開張足』とは?]
『開張足』は簡単に言うと『横アーチ』のサスペンションがヘタった状態です。
見た目は足の指先が横に広がっているのが特徴です。
『横アーチ』が伸びてしまったための発症するのが『開張足』で,
『偏平足』や『外反母趾』を誘発すると考えられています。
[どうして『開張足』になるのか?]
『横アーチ』のサスペンションがヘタったのは足裏の筋力低下に起因しています。
最も多く挙げられているのが合わない靴を履き続けることの影響です。
本来はアーチの3支点である「踵」と「親指のつけ根」と「小指のつけ根」と「5本の指」で体重を支えています。
これが、足指の変形などで足指に体重がかからなくなってしまうとアーチの3支点のみで支える事になってしまいます。
つまり、サスペンションの過負荷状態が続くとヘタってしまうように『横アーチ』が崩れるのだと言われています。
[『開張足』は治療できるのか?]
それぞれのアーチを支えているのは足裏の筋肉と靭帯です。
『開張足』は筋肉を鍛えることで症状が改善されるため、つぎの2つのエクササイズが有効です。
その1:足指を閉じたり開いたりする
足の指でジャンケンのグーとパーを繰り返すだけの運動ですが、最初はパーが上手くできない人もいます。
入浴中などに行うと効果が高まると言われています。
その2:踵の上下運動
指のつけ根からしっかり曲げて上下させるのがポイントです。
セット20回を朝晩おこなうのが効果的だと言われています。
<まとめ>
今回は、『開張足』についての紹介と、その痛みをやわらげる100均グッズのバリエーションを『ダイソー』と『セリア』から選び出してみました。
ただし、100均グッズはあくまでも衝撃を緩和するだけのもので治療用具ではありません。
『開張足』を根治したい人は、専門医にかかることをおすすめします。
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