首が痛い 頭痛で眠れない対処法、頭痛の時何科にかかる、頭痛とめまいの関係
首の痛みと共に起こる頭痛にお困りの方はいませんか?
なかなか痛みが治まらない為、眠れないと日常生活においてかなり支障をきたします。
また、頭痛の時には何科にかかると適切か、そして、女性に多い頭痛とめまいの関係性も知っておくと安心です。
首の痛さを伴う頭痛で眠れない時の対処方法や、何科に診てもらうと適切か、頭痛によるめまいの関係をまとめました。
目次
②-1首が痛い頭痛で眠れない対処法
②-1-1睡眠を妨げる首の痛み、頭痛
一日の終わりにぐっすりと眠れないと、翌日の生活に不調をきたします。
しかし、首や頭が痛いと、どうしても寝付けません。
まずはどのような原因があるのか、代表的なものをまとめました。
首や肩の凝りがひどく、頭痛を伴う場合
緊張型頭痛が代表的で、肩こり頭痛と言われる程、首や肩の凝りから痛みが起こります。
同じ姿勢を続けていると血行が悪くなり、眠る姿勢になると血液の流れの変化によって頭や首が痛くなります。
ここ最近では最も多い症例で、不眠症の原因にもなっています。
首の痛みや頭痛と目の奥も痛い場合
緑内障や、ストレートネックが考えられます。
緑内障は電気を消し横になって目を瞑ると、瞳孔が大きくなるため眼球内の圧力が上がり強い痛みに襲われます。
ストレートネックはスマートフォン、パソコン操作をする時に、のぞき込むような姿勢になる為起こります。
長い時間、その姿勢を続けることによって、眼精疲労で目の奥が痛むようになり、首筋の痛みや頭痛の原因になります。
どちらも女性によく見られる症状なので、心当たりがある方はご注意ください。
急な激しい頭痛、首の痛み
くも膜下出血が代表的で、硬いもので思いっきり殴られたような痛みが突然起こります。
首の後ろ側への激しい痛みや、吐き気も起こるので、この場合は必ず周囲に助けを求め、病院へ行きましょう。脳神経外科に受診することをおすすめします。
その他
便秘によって頭痛が起こり、眠れない事もあります。
腸の動きが悪くなり、首が詰まるような痛さと頭痛が起こります。
私も、運動不足、食べ過ぎでこのような症状が出ましたが、水分を多くとることで一時的に回復しました。
また、夜までの遊び過ぎで脳が活発になり過ぎ、頭痛、首の痛みが伴って眠れない事もあり、子供や若い方によく見られます。
②-1-2気持ちよく眠るための対処法
痛みを取るために鎮痛剤の使用や、眠るために睡眠導入薬に頼ってしまいがちですが、出来るだけお薬には頼りたくはないですよね。
家に帰ってから寝る前の習慣や仕事場のデスクでも簡単に出来る方法をご紹介します。
適度な運動やストレッチ
寝る前に体を伸ばすストレッチをしてみたり、デスクでも座って出来るように肩だけ上下させる運動をしたりすると血行を良くする効果があります。
- 後頭部の筋肉をのばす下を向くストレッチ。顎をひいて両手で後頭部を持ち、下を向くようにゆっくり下にストレッチしていきます。後頭部の筋肉が延ばされる感覚がでれば大丈夫です。
- 左右に首を倒すストレッチ。右に倒すときは左の後頭部を右手で持ち、ゆっくりと右斜め前方に倒します。左の方から首までくっついている僧帽筋という筋肉が主に伸ばされます。
- 上を向くストレッチ。両方の鎖骨を両手で持ちゆっくり上を向きます。首の前の筋肉:広頚筋、胸鎖乳突筋などがのばされます。
少しのウォーキングも効果があるので、歩く時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
入浴
忙しい時はシャワーで済ませてしまいがちですが、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのも効果的です。半身浴もおすすめです。
冷え性の改善にも役立つので、女性にはおススメです。
ツボ押し
両方の耳から頭の上へ上り、頭頂部で交わる百会というツボや、耳の後ろ側、首筋の付け根辺りにある骨の出っ張った所の完骨というツボがあります。
髪を洗う時や、イスに座ったままの時などにマッサージすると効果的ですが強く抑えすぎないように気を付けてください。
②-2首が痛い頭痛の時何科にかかる
②-2首の痛みに頭痛が伴う時は何科に行けばいいか
寝違えやむち打ちで首の痛みや違和感がある時は整形外科へ行くのが一般的ですが、頭痛を伴う時は何科へ行けばいいのでしょうか?
急な激しい頭痛、首の痛み
救急車を呼びましょう。
くも膜下出血を起こしている可能性があります。
頭痛はそれほどひどくはないが、下を向くと首の後ろが痛い場合
整形外科へ行ってみましょう。
脊椎の神経を損傷している場合が考えられます。
頭痛がひどく、首の後ろも痛い場合
脳神経外科へ行きましょう。
脳の病気の可能性もあります。
吐き気、手足の痺れがある場合は必ず伝えましょう。
首のリンパが腫れて、頭痛がする場合
歯が痛いようであれば歯科医院、喉や鼻の具合が悪いようであれば耳鼻咽喉科でも診察してくれます。
その他
精神的なストレスで首の痛みや頭痛がする場合もあるので、心当たりがあるようなら心療内科でも相談できます。
首の痛み頭痛とめまいの関係
②-3首の痛みに関係するめまいの原因
めまいとは一時的に平衡感覚が分からなくなって起こる障害です。
首には平衡感覚などを司る重要な神経が集まっている部分で脳への情報伝達としても首はとっても重要な部分です。特に首の後頭部のすぐ下にはリンパや神経が集合しており、また後頭下筋群といわれる首を支える小さな筋肉も集まって存在します。
首の痛み、凝りは血行が悪くなり、筋肉が強張ることによって起こります。後頭部の筋肉が凝り固まってうまくバランス平行感覚を保てないとめまいも起こることがあります。
もちろん脳への血液や酸素の循環も上手くいかなくなるため、頭、顔全体の機能へ支障をきたし、その一部に耳の三半規管も関係します。
耳の三半機関も体の平衡感覚を保つ役割をしている為、うまく機能しなくなると頭がグラグラし、めまいを引き起こすのです。
その際は首の痛みはもちろんですが、脳への酸素が足なくなるので頭も痛くなります。
まとめ
頭痛、不眠、めまいは、首の痛みから発見できると考えられます。
首の痛い箇所やその他の症状によって、見てもらうべき病院が変わるので冷静な判断が必要ですね。
一般的には整形外科や内科を受診してしまいますが、脳神経外科の可能性もあるので、広く対応している病院を予め探しておくことも大事ですね。
しかし、首には重要な神経が集まっているので、少しでも痛みが治まらなければ早めの受診が早期治療のカギですよ。
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