五十肩を治す方法【注射の種類】キシロカイン-ステロイド頻度-副作用まとめ

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五十肩の治療 キシロカイン注射の効果とステロイド注射の頻度・副作用について

➀五十肩という言葉を良く耳にしませんか?

五十肩とは正式名を肩関節周囲炎といいます。突然肩や腕に激しい痛みを感じます。激しい痛みのために日常生活にも支障をきたします。

この時期には注射による治療を行うことがあります。

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そこで良く使用されるキシロカイン注射とステロイド注射について紹介します。

②-1五十肩の治療で行うキシロカイン注射とその効果

②-1-1キシロカイン注射と効果は?
五十肩でキシロカイン注射を使用することがあります。キシロカインとは痛み止めの薬剤で麻酔薬の一種です。しかし、強い効果はあまり期待できず多少痛みが緩和される程度の時もあります。

効果が持続するのも最初のうち一週間程度ですが、何度もうつと効かなくなります。最終的には注射した直後は数時間効きますが、その後すぐ痛みがぶり返すこともあります。

しかし、純粋な痛み止めなので、リハビリを始める時に使用するという方法もあります。また炎症を抑える効果のあるステロイドに混ぜて使用することが多いです。この場合は炎症も抑えることができるので痛みを緩和することができます。

五十肩の患者さんでヒアルロン酸注射だけでは、なかなか痛みが引かない人でキシロカイン注射をしながらリハビリし回復してきた人もみてきたので、効果は期待できると思います。

 

②-1-2注射した後に入浴してもいいのか?

ところで注射をした後に入浴してもいいのでしょうか?
五十肩ではヒアルロン酸やステロイド剤などを直接痛む場所に注射します。このことを関節内注射と言います。まれに注射をしたところから細菌が入り肩関節が化膿することがあります。

それを防ぐためには注射をしたところを清潔に保つ必要があります。注射を打つ前には必ず消毒しますが、その後も注意しましょう。浴槽につかると細菌に感染する場合もありますので、注射をした日はシャワーだけにするか、浴槽につかっても注射をしたところは湯船に付けないようにするとよいでしょう。

 

 

②-2五十肩 ステロイド注射について

②-2-1ステロイド注射の効果と回数について
ステロイド剤は炎症を抑える効果があるので、急性期の激しい痛みに効果的です。ステロイドとは副腎皮質ホルモンの一種で、細胞膜を通過して細胞の持つ免疫作用を調整します。その結果腫れや痛みを抑えることができるのです。

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先にも述べましたが、痛み止めのキシロカインを混ぜて使用することもあります。

ステロイド剤は効果が高い分、副作用にも注意が必要です。そのため使用回数が限られています。

一回の注射で10㎎(プレニゾロンというステロイド剤の場合)を使用した時、週に一回ずつ注射を打ち、合計四~五回(合計50㎎が目安)を限界として行います。

このように初期には制する痛みに対し短期間で使用することが一般的です。

・もっと細かな疑問をステロイド注射記事でまとめてみました↓↓

五十肩注射【回数ステロイド-お風呂は-頻度-種類-どんな似た症状が肺がんも?

②-3ステロイド注射 副作用はどんなもの?

②-3-1五十肩の治療で行われるステロイド注射はどんな副作用があるの?
ステロイド剤は非常に強い薬です。そのため副作用には注意が必要です。
具体的にどんなものがあるのでしょう?

まずは消化器へのダメージです。吐き気や胃痛などをおこす場合があります。

また、長期に使用すると肝臓や腎臓へ障害が出ることもあります。さらに使いすぎると肩関節の軟骨や腱組織が弱くなりすり減る恐れがあります。

この場合、痛みを抑える治療のはずがかえって痛みがひどくなるというケースがおこります。

また、持病がある方は注意が必要です。糖尿病、心疾患、緑内障、などの病気を治療している方は、合併症がおこる可能性もありますので、あらかじめ医師に伝えておくことが大切です。

何の治療でもそうですが、医師から始める前にはきちんと説明がなされます。患者さんの一人ひとりの症状や体力や、持病に合わせて適切に治療が進められます。

効果もありますがリスクがあることも覚えておく必要があるでしょう。しかし、数回の使用で副作用があらわれることはまれです。

▼注射の成分でヒアルロン酸もいれて行う時があります。ヒアルロン酸はお肌の方でも良く聞く名前だと思いますが、肩の注射でも効果が期待できます。長くなったのでこちらの記事にまとめてますのでどうぞ↓↓

五十肩の治す方法-注射は痛い?効果と副作用ヒアルロン酸効かないか!

 

 

③まとめ

五十肩の痛みは夜も眠れないといわれています。注射による治療は原因を完全に取り除くわけではありませんが、痛みを取り除くことは生活にとって大切なことです。

効果や副作用について十分に理解して、必要があれば自分で適切に選択できるようになりたいですね。

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