ランニング アキレス腱 痛みに:サポーター、テーピング、おすすめ治療法をご紹介。
①ランニング中のケガで最も多いとされるのが、アキレス腱のケガ。
一度痛めてしまうと、かばって歩こうとする為、同じ個所を何回も痛めてしまう恐れがあるので、しっかり治す為には注意が必要です。
そこで、ランニングによるアキレス腱の痛みについて、普段患者さんにおすすめしてるサポーターや実際に行って効果があったテーピング方法や実際ご自分でもできるように動画ものせて、その他の治療法をのせましたので参考にしてみてください。
目次
②-1ランニング アキレス腱 痛みに サポーター
②-1-1ランニングで痛めたアキレス腱にはサポーターを
アキレス腱を痛めた場合の治療手段に、サポーターがあります。
痛めた直後の急性期に動かすとより悪化してしまうので、固定して安静にする為に、サポーターは欠かせません。
では、どのような効果があるのでしょうか?
・足の動きの安定、固定する
足を動かす事でアキレス腱が痛み、症状が悪化します。
早く回復させるには、出来るだけ動かさない事が大事なんですよ。
・保温効果
アキレス腱のケガで傷ついた筋肉や腱を回復させるには、血液の循環を良くすることが大事。
余程腫れていたり、炎症が強く出ていたりしないようなら、足を冷えさせるよりはサポーターを着用して温めておく方が回復しやすいです。
・痛みの軽減、精神的な安心感
日常生活を送るには、どうしても歩くことは欠かせません。
しかし、アキレス腱をケガしていると、歩行するにも不安が付きまといます。
変な動きをしないように関節を固定するので、痛みも軽くなりますし、患部を保護している安心感も生まれます。
以上の事がサポーターを着けるメリットですが、長時間サポーターを着けていたからと言って、完治するというわけではないので、ご注意ください。
あくまでリハビリ、治療の一環としての付随したものです。
②-1-2アキレス腱が痛む場合のおススメサポーター3選
沢山あるサポーターの中でも、どんなものを選んでいいか迷いますよね?
そこで、使いやすいアキレス腱の痛み向けサポーターを、ネットの口コミや使用感を参考に3つ探してみました。
・バンテリンサポーター足首用
バンテリンサポーター 足くび用 ブラック ふつうサイズ 足長 24~26cm
こちらは痛めた直後の固定していた方が良い時期に使うものです。それに下で紹介するふくらはぎを全部覆うものを一緒にしていれば保護としての対策にお勧めします。
バンテリンサポーター ふくらはぎ アシスト 大きめサイズ ふくらはぎ周囲 37~42cm
踵をすっぽり覆うような、ストッキングタイプのサポーター。
薄手なので、普段着にも響きにくいですよ。
また、ドラッグストアでも販売しているので、お近くのドラグストアで手軽に購入できるのもメリットの一つ。
しかし、残念なのが薄手なので、カバー力、固定感はあまりありません。
アキレス腱に違和感がある、立ち仕事が辛い、治った後の予防などに使用することをお勧めします。
・TMT足首サポーター
履いて、ベルトを巻き付けるので、かなり固定度が高いサポーター。
ガッチリした作りですが、通気性も良く、軽いので気持ちよく使えますよ。
ベルト部分が重なって、ややゴワつく事もありますが、靴下と併用して使えば、気にならない使用感です。
・ZAMSTアーチサポートソックス
ザムスト(ZAMST) アーチ サポートソックス HA-1 コンプレッション ランニング バスケ (両足入り) Mサイズ ブラック 375402
豊富なカラーバリエーションが人気のソックスタイプのサポーター。
アキレス腱の痛みが引いてきてまた運動するときの予防として主に使ったり、運動後のふくらはぎの張りや疲労を軽減するために使ったりします。
ランニングをする時の、ケガ予防のためにプロのマラソン選手も使用しています。
アキレス腱、踵、土踏まずへのサポートをするための細かい工夫が施されているのが、有名サポーターメーカーの信頼できる技術ですよね。
以上3点のサポーターをご紹介しました。
他にもスポーツ向け、医療用のサポーターも沢山ありますが、自分の使用目的に合ったもの(痛めた直後の急性期に使うのかそれとも痛みがある程度引いてきて予防的に使うか)をお選びください。
特にランニングで痛む人用には
ランニングふくらはぎ痛にサポーター3選肉離れ時おすすめはこれ
②-2ランニング アキレス腱 痛みに テーピング
②-2-1テーピングをしてランニングで痛むアキレス腱をケア
なかなかアキレス腱の痛みが取れない、違和感が続くようならテーピングを試してみましょう。
テーピングのメリットとしては、
・可動範囲の制限し、ケガ予防
一度けがをして、痛みを庇うような動きになり、無駄な筋肉を使う事がよくあります。
そうすると、また同じ部分をケガしてしまいます。
こうならない為にも、無駄な動きをテーピングによって制限します。
テープなので、サポーターより肌に密着し、筋肉の補助が出来るんですよ。
・応急処置
走っている最中にアキレス腱を痛めた時など、緊急時に使えます。
持ち運びにも便利ですし、痛めた箇所の筋肉や腱を早めに固定したほうが回復も早くなり、悪化しにくいのがメリット。
・ランニングフォームの補正
強い伸縮性があるテーピングは、ランニングフォームの矯正にも役立ちます。
肌へ直に貼れるので、足首の向きの補正、筋肉の動かし方にも応用ができますよ。
できるだけシワにならないように、ピンと張るのがコツです。
②-2-2アキレス腱へのテーピング方法
テーピングをするには難しそうと思いますが、意外と簡単なんですよ。
かかとが痛い原因にテーピング巻き方-サポーターおすすめスポーツ用-子供
・基本的なテーピング方法
踵からふくらはぎの裏までの長さのテープを用意します。
踵にテープを貼り、アキレス腱から上のテープを2本に切ります。
ふくらはぎを包むように2本のテープを引っ張りながら膝の内側と外側に貼り、最後にアキレス腱部分をシワにならないように貼り付けます。
参照:バトルウィン テーピングの巻き方 アキレス腱
1本目
1本目は、うつぶせになって、アキレス腱を縮めた状態で、かかとの裏から始めます。
テープを引っ張り、ふくらはぎの下でいったんとめ、テープの両端を裂いて(はさみで切って)、膝(ひざ)の横(外側と内側)に引っ張って貼ります。
テープを貼ったら、アキレス腱の部分にテープが密着するように押さえます。
続きの詳細はこちらにあります↓↓
引用元:
http://www.battlewin.com/howto_taping/achilles_03/index.html
②-2-3アキレス腱テーピング動画
動画で見るとより分かりやすいですよ。
自分でやるのも、他人にやってもらうのも意外と簡単なんです。
・アキレス腱炎のテーピング
基本的なテーピングを紹介しています。
ゆっくりとした口調、固定された視点で進んでいくので、初心者にも理解しやすいですよ。
コツを掴めば自分でもできますね。
・陸上で使えるテーピング着地時にアキレス腱が痛む
キネシオロジーテープを使った方法です。
少し難易度が高く、プロ向けの動画。私も実際に患者さんに良く行うのがこの方法です。
ふくらはぎの筋肉を一緒に痛めている人が多いのでふくらはぎまでテーピングをはっていきます。
ランニング中級者、上級者で、走り過ぎて痛む時におススメのテーピング。
かなりガッチリ固定されるので、気持ちがいいですよ。
・足首がぶれないようにより固定したい
自分で出来るセルフテーピングの方法です。これは主に足首を固定するのに使うテーピング方法です。
視聴しながらで、簡単に出来ますよ。これにアキレス腱だけでなくもっと膝に近い方のふくらはぎが痛んでいる場合は一つ前に紹介したテーピングを合わせて行うと効果的です。
軽いランニングで、アキレス腱が痛む場合におススメです。
②-3ランニング アキレス腱 痛みに 治療法
②-3-1ランニングによるアキレス腱が痛む時の治療法
サポーターやテーピングでアキレス腱を保護し、回復させる方法もありますが、その他にも症状によってさまざまな治療方法がありますのでご紹介しますね。
・アキレス腱炎やアキレス周囲炎
ランニングのし過ぎ等、足に負担のかかる運動を過剰に行った場合に起こるケガ。
また、土踏まずのアーチが平たんになっている扁平足、合わない靴を使い続けている事も原因と考えられています。
治療方法としては、保存療法のテーピングやサポーターをして休ませる、炎症が酷い場合は湿布薬や消炎鎮痛剤を服用する方法があります。
しかし、この方法で回復が見られない場合は、外科手術を行うこともあります。
・アキレス腱滑液包炎
アキレス腱と踵の骨の近くになる滑液包に炎症が起こり、アキレス腱が痛むケガです。
原因としては、長い距離を走ったり、踵へ負担をかけるような姿勢を取り続けたりすることで起こります。
治療方法としては、炎症を抑える為にステロイド抗生物質の内服薬を飲んで、踵を付かないように生活するように医師から指示されます。
場合によっては、踵を保護するようなギプスを装着することもあります。
・アキレス腱断裂
これは名前の通りアキレス腱が切れているので、手術での治療になります。
回復にもかなり時間がかかるので、出来るだけこのような大けがは避けたいですね。
個人差はありますが、手術3日後ぐらいからギプスで固定し1~2週間程リハビリを行い、サポーターを着けて1か月~3か月リハビリを行います。
完全にサポーターが取れ、復帰できるのは半年後から1年はかかる見込み。
肉離れふくらはぎテーピング巻き方-自分での方法【肉離れかの見分け方
③まとめ
・サポーターは足の動きの固定、保温効果、精神的な安心感がメリット
・テーピングはケガ予防、応急処置、フォーム矯正がメリット
・アキレス腱の痛みは、保存治療で治るものから、手術でしか治療ができないものまである
準備運動で、アキレス腱をよく伸ばすように言われますよね。
走る時に重要な個所で、ケガをするとなかなか完全に回復できないので、気を付けないといけませんね。
サポーターやテーピングを用意しておくと精神的にも安心するので、ランニングの際は、準備しておくと安心。
できるだけケガのないように、楽しいランニングを心がけましょう。
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