首が痛い 後ろに曲げられないときの5つの原因と解消法、後ろの頭痛はやばい、後ろを向けない子供への対処法をまとめてます。
首が多少痛くても自分で対処してしまう方も多いのではないのでしょうか。
しかし、首にはたくさんの神経が集中しているので、痛みを侮ってはいけません。
特に後ろに曲げられない程の痛みがあったり、後頭部の頭痛が気になったりする場合は要注意です。
また、近年子供でも首を後ろに回せないといった症状が増えてきています。知り合いのお子さんで原因がわからず、困ってる人もいて意外な原因がわかりました。体験談も参考にしてください。
今回、後ろに曲げられない程の首の痛みがあるときの5つの原因や対処法、後頭部頭痛の原因、首を後ろに向ける事ができない程痛い子供への対処法をご紹介します。
目次
首が痛い後ろに曲げられないときの5つの原因と解消法
首を後ろに向けられない程痛みがある時の5つの原因
- 寝違え
- むち打ち、スポーツ捻挫
- ストレートネック、スマホ依存
- リンパ節
- 頚椎椎間板ヘルニア
1寝違え
よくある首の痛みの原因で、後ろを向けない程の痛みを感じることもあります。
早くて1日で治る方もいれば、3日程続く方もいます。
しかし、寝る時の姿勢の関係で寝違えがクセになってしまっている人もいるので、ベットルーム環境の改善が必要です。
2むち打ち、スポーツ捻挫
交通事故で首への強い衝撃や、スポーツ中にボールで頭をぶつける等の衝撃を受けることによって首が後ろに向けることが出来ない程痛くなることがあります。
3ストレートネック、スマホ依存
若者に多く見られる症状で、長い時間同じ姿勢でスマホを操作したり、デスクワークに集中したりしすぎると首を起こす時に強い痛みが走ります。
4リンパ節
首の付け根や後ろにはリンパ節が集中しています。
疲れや、風邪を引いて免疫力が低下している時に、細菌やウィルスが侵入することによってリンパ節が腫れ、首の痛みにつながります。
ひどい場合、悪性リンパ腫という血液のガンになる事もあるので、発熱、急な体重の減りが見られたら病院での受診が必要です。
5頚椎椎間板ヘルニア
頚椎の椎間板がすり減り、周りの神経を刺激することで痛みが起こります。
首をポキポキ鳴らす方はなりやすいのでご注意ください。
その他
五十肩、高血圧、髄膜炎なども挙げられます。
後ろを向けない程痛い、首への対処法
睡眠時の改善
寝違えや肩こり、ストレートネックなどで起こりやすい首の痛みは、大方枕で改善できます。
最近では自分に合った枕の高さや、素材を選んで作ってくれるお店もあるので便利ですよ。
また、タオルで調節するだけで十分首への負担が減らせます。
この方法は、仰向けで横になり、顎、額、胸が水平になるように高さを合わせるだけです。
首が高すぎたり低すぎたりすると息が苦しくなるので、微調整してくださいね。
≫痛みを改善!自分に合った枕を自作する方法記事でのせてます。
ストレッチ
座ったままで出来るものをご紹介します。
首の付け根から鎖骨をゆっくりほぐします。注意:首筋には大事な神経や血管・リンパもあるので柔らかくソフトにマッサージをします。
首を左右にゆっくり交互に5回倒します
肩を上下に5回上げ下げします
といったものです。
後ろに向けない程痛い場合なので、出来る範囲で無理なく試してみてください。
湿布、お灸、半身浴
首が痛く、熱をもっている場合は湿布で冷やし、冷え性の方は血行不良からの首の痛みという可能性があるので、温めることが効果的です。
しかし、一時的に効果があるものなので、あまりに痛みが長引くようであれば病院へ行きましょう。
整体
デスクワークなど長時間同じ姿勢で座っている方は背骨が歪んで首の痛みにつながっている可能性もあります。
また女性では出産後の骨盤の変化が原因になる事もあります。
首だけでなく、ほかの部分を整体で調節してもらうと効果が見られることもありますよ。
首が痛い後ろの頭痛はやばい
危険信号のサイン、後頭部の頭痛
天気や季節の変わり目、精神的なストレスなど頭痛の原因は様々です。
ただ、後頭部と首に痛みがある方は気を付けたほうがいいかもしれません。
首の痛みと後頭部の頭痛が出す病のサインをご紹介します。
後頭部神経痛
精神的なストレス、同じ姿勢を続けての長時間労働などが引き起こし、後頭部がキリキリ、キーンとした痛みが走るのが特徴です。
放置しておくと慢性的に続くので日常生活に支障をきたしますので脳神経外科への受診をおすすめします。
くも膜下出血
突然起こる急な激しい痛みが特徴で、後頭部から首にかけて痛みが伴います。
死に至る可能性が高いので、すぐに病院へ行きましょう。
髄膜炎
後頭部への頭痛はもちろん、首の後ろへの激しい痛み、発熱、吐き気が特徴。
かなり重症になりやすいので、これはおかしいと思う事があれば病院の脳神経外科で首の痛みを訴えましょう。
首が痛い後ろを向けない子供への対処法
子供も要注意、首が痛くて後ろを向けない子への対処法
子供は大人と違い、症状を詳しく説明できませんので、ただ首が痛いと訴えることが多く、対処法に困ります。
原因は外傷性のものや、内因性、精神的なものなどが考えられるので、必要に触らないことが肝心です。
知り合いのお子さんは、学校に行くのを嫌がるのと同時期に首を後ろの向けることが出来なくなりました。
小児科へ見せるとどこにも異常はなく、精神的なものと判断されましたが、家族の時間を多くとることですぐに治ったとのことです。
しかし、首の痛みを訴える子供で一番心配なのは髄膜炎で、高熱があり、首の痛みを訴えるようであればすぐ小児科へ行きましょう。
また、リンパ節に関する病気で川崎病というものもあり、首のリンパ節が腫れ、唇、目の充血、手足の腫れが特徴で、首も後ろに向けにくくなります。
最近では、スマホゲーム、携帯ゲームのやりすぎでストレートネックになる子も少なくないので、適度な運動や休憩時間を設ける等配慮が必要です。
まとめ
頭が痛いと言っても場所によっては大きな病気の危険性が潜んでします。
首の痛さや頭痛の激しさに伴う吐き気、発熱、手足の様子は子ども、大人関係なく気を付けておきたいですね。
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