ぎっくり腰で急な腰痛に効く コルセットについてまるごとわかるようにまとめてます!
・患者さんにもオススメ市販厳選男性-女性 産後や妊婦さん用
・寝る時はつけた方がいいのか、いつまでつけた方がいいか
・正しい巻き方や位置-腰痛に効果がでるつけ方ポイント
の3点について特に患者さんから質問が多いものを中心にお送りします。
今回は腰痛コルセットに関して、オススメ腰痛コルセット3つと、寝る時の使用方法、巻き方や位置について調べていましたので参考にしてみてください。誰でもなる恐れがある腰痛。一生のうちに一回は腰痛になると言われている現代。
気を付けていてもふとした瞬間に痛みが来るので、用心が必要。
しかし、コルセットが家にあればぎっくり腰や坐骨神経痛など急な腰痛時にもかなり安心できますよ。
目次
②-1腰痛急な痛みのぎっくり腰に市販コルセットオススメ(男性女性別に)
②-1-1厳選!腰痛用コルセットのオススメ
腰が痛いなと思った時、どのような腰痛コルセットを購入すればいいのか迷ってしまいますよね?
男女兼用も便利ですが、女性と男性では腰のカーブやウエストの筋肉が違う事が多いため、体型に合わせたコルセットを使用したほうが効果的です。
沢山ある中で、男性用と女性用に分けてネットの人気度や売り上げ数、使い勝手などを参考におススメの腰痛ベルトを調べてみました。
②-1-2女性用のオススメ腰痛コルセット3つ
出産や家事、育児で腰痛を患う女性が多く、また、骨盤矯正ダイエットも兼ねた腰痛コルセットが人気です。
・stan 腰コルセット 産後女性に
stan 腰 サポーター 骨盤 ベルト 腰用 コルセット スポーツ 腰痛予防 男女兼用 (XXL)
スポーツ用品メーカーで有名なstanの腰痛コルセット。
運動を行っている人向けの腰痛コルセットなので、機動性や通気性抜群です。
「産後の骨盤矯正と腰痛で購入し、サポート力に満足しています。」
口コミでは「腰痛とウエストの引き締めで購入。背筋が伸びて腰痛が出ていません。」、「価格も安く、満足して使えています。」、「女性用に作られていてサイズが合うので、腰に負担がかかりにくいです。
」といった感想の口コミが多いです。
ダイエットにも良さそうですね。
・zszbance 加圧伸縮腰痛コルセット
加圧 伸縮 腰痛ベルト 腰痛コルセット お腹引き締めサポート 姿勢矯正でインナーマッスルを鍛えダイエット 男女兼用 (S=長さ約87cm(57cm-70cm))
4本のオリジナルステーで腰をサポート。
二重ベルトになっているので、腰回りの加圧具合も調節可能です。
「産後の腰痛で購入。マジックテープがシッカリしていてフィット感が抜群。」、「通気性が良く、適度な締め付けで腰痛が軽くなりました。」といった感想が多いです。
妊婦 妊娠中にさらに産後まで とこちゃんベルト
トコちゃんベルトII(L)+直後ケアベルトの【ダブル巻きセットL】紺色
妊婦の時腰痛があるときはどうすればいいのかという質問も多く聞くのですが、そのときは通常のコルセットでなく、腹部自体を圧迫できないので骨盤まわりをしめるベルトの幅が細いものをおすすめしてます。
例えば私の妻も使っていたのですが、トコちゃんベルトというものがありこれで妊娠の時の腰痛と産後骨盤がゆるみやすいので骨盤をしめる役割をしていました。妊娠中妻が骨盤まわりの腰痛を訴えていたので、このとこちゃんベルトを実際購入し、つけたところ徐々にお腹が大きくなって痛みが増えそうですが、痛みが改善していきほぼ痛みなく過ごせました。
ただ産後に一気に骨盤が緩むので、痛みが産後直後は増えましたが、とこちゃんベルトを引きつづき巻いていると、だんだんと2~3か月ほどでまた痛みが軽減してきました。なのでとこちゃんベルトはおすすめですね。
②-1-3男性用のオススメ市販薬局で買える腰痛コルセット3つ
力仕事やスポーツ、長時間の運転などで腰を痛めてしまう事が多い男性にオススメな腰痛用コルセットをご紹介します。
薬局で買えるものも用意しました。
病院で処方されたものは保険適用で安くなる??
もちろん病院で処方されたものは医療保険が適応されるので値段は割安感があります。
3千円から5千円の医療保険で3割や1割で購入できます。
・値段が格段に安い GronG 腰コルセット
GronG(グロング) 腰 サポーター コルセット 女性 男性 スポーツ用 ブラック Sサイズ
3本の特殊弾性ボーンを使用しており、腰回りが安定します。
また、腰から胸の下まで幅広く覆うので、背中までサポートしてくれます。
「姿勢がよくなり、腰の痛みも楽になりました。」、「シッカリした作りで、テープも頑丈。」といった口コミが多く、丈夫でサポート力も文句なしです。
・パテックス 機能性サポーター腰用
インナーメーカーで有名なワコールと医薬品メーカーの第一三共が共同開発した、腰用コルセット。
インナー要素によって保温性があり、腰を冷やさないよう工夫された設計になっています。
腰をサポートする立体構造と、4本のしなやかなボーンが腰痛を楽にしてくれますよ。
「腰の張りが無くなった」、「慢性的な腰痛予防に丁度いい」との声も。
・値段が高いがその分効果大:お医者さんのコルセットプレミアム
滑り止めが付いているのでどんなに動いてもフィット感があります。
二重構造のクロスベルトを使用し、腰全体を引き締め、どんな体形にでも合わせられます。
「少々高めの値段ですが、品質には満足です。」、「腰痛予防の為巻いていますが、痛みが楽になりました。」、「シッカリ固定してくれます。」といった使用感で、満足している口コミが多いです。
②-2腰痛 コルセット 寝る時はつけるのかいつまで必要?
②-2-1寝る時はどうするの?腰痛コルセットの使い方
起きている時のコルセットはかなり重宝しますが、寝ている時にも着けていた方がいいのでしょうか?
ハッキリ言いましょう、外してください。
病院での指示がない限り外しておくことが鉄則。
寝返りの時、腰が痛くなりそうと思いますが、逆に腰を悪くすることがあります。
②-2-2なぜ、寝る時はコルセットを外すのか?
理由を知りたいですよね?
・血行不良になる
コルセットをしている時は、お腹周りを締め付けている状態。
立って動いている時と、横になって寝ている時とは血液の流れが違います。
また、内臓を圧迫して別の病気を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
・皮膚のかぶれ、あせも
ずっと皮膚に密着させていると、どんなに清潔にしていても繊維がこすれてかぶれに繋がります。
皮膚を清潔に保つためにも外しておく時間は必要です。
・筋肉の凝り固まり
コルセットは筋肉のサポートをしているので、体の外側から体内の筋肉を抑えて腰痛を楽にしている効果があります。
しかし、ずっと着けていると逆効果になって腰の周りの筋肉が凝り固まり、筋肉自体の力が弱ってしまう事に。
天然のコルセットである、自分の筋肉を成長させるためにもコルセットを外すようにしましょう。
▼コルセットと湿布もいまは病院で処方される成分を含んだ痛みを緩和するのも市販で売られているので
急なぎっくり腰にはぜひ貼ってみてくださいね↓↓
≫ぎっくり腰に湿布おすすめ市販3選【完全版女性向けもロキソニン効果は
コルセットはいつまでつけるの?予防する痛みをださない動作とは
当院では痛めてから最低2~3か月は普段でもコルセットをつけてもらい、痛みが引いてきてたら負担のかかるときのみ
コルセットをつけてもらっています。予防の観点からも、負担のかかるときとは重いものを持つときや中腰姿勢で作業をするときなどは2~3か月過ぎてもつけていた方が良いと患者さんにもすすめています。
時にコルセットをつけていると筋力が弱くなるからはずしてしまうという方が多いですが、自分の今持っている筋力や動作の仕方で痛みがでてるので、それ以上の負担がかかる動作の時はコルセットの力をプラスしてやらないと痛めてしまうのは当然です。
なのでコルセットもしつつ回復してきたら予防からおなかの筋力の運動もセットですることをおすすめします。
治療のために予防的な動作の練習を患者さんにやってもらってます。その運動とは前屈するときに腰だけで曲がるのでなく、股関節を中心にまげてもらう練習です。
下のものをとるときや、しゃがむとき、掃除機をかけるときなど股関節から曲がってもらって腰だけで曲げないようにします。そうすることで腰への負担を股関節の曲がりでカバーできるので腰痛になりづらいということです。
ぜひ押さえておいてほしいポイントなので、実際にやってみてくださいね☆
↓にまとめてますの、患者さんで痛めている方はほぼほぼ全員この動作ができてないのでぜひご一読を!
≫ぎっくり腰とヘルニアの症状違い【痛みをださない予防動かし方は股関節を!
下の画像では股関節が曲がってなく背中から腰を中心に曲げてしまってますね。これでは腰に負担が大きいです。
②-3腰痛 コルセットの正しい巻き方や位置-効果のでる付け方ポイント
②-3-1腰痛コルセットの巻き方や位置はどうすれば?
ウエストのくびれに沿ってぐるっと巻いている方をよく見掛けます。
私の母もウエストに腹巻のように巻き付けていました。
「全然効果ないわー。」と言っていましたが当然です。
腰じゃなく、胃を圧迫しているだけなので何の効果もありません。
実は、私は逆にお尻にかかる程下に巻いていました。
それもすぐにずれてしまって、腰が安定しませんでした。
では、どの位置に巻くとよいのでしょうか?
コルセット腰痛に効果がでる正しい位置でのつけ方ポイント3つ
・骨盤の骨が出ている所が、コルセットの下半分にかかるように巻くことです。
・ベルトを骨盤の形に添って、斜め下にとめる事。
・ベルトを一回横にしっかり引っ張ってからとめること
これで、骨盤と腰をサポートし、背筋も伸びて姿勢が良くなりますよ。
②-3-2動画で見る腰痛コルセットの位置や巻き方
動画で見るとより分かりやすいです。
ぜひ参考にしてみてください。
・腰痛を予防するコルセットの正しい巻き方
巻き方の方法だけを簡単に説明しています。
一般的に使われるコルセットを使用しているので分かりやすいですよ。
伸縮性のゴムのバンドを最後にとめるときは、横に一度引っ張ってから前で止めるようにしてください。
そうすることで骨盤と腰がしっかりと固定できます。
注意してもらいたいのが、横に引っ張らずに前方に引っ張ってしまうと腰が反りすぎになり、反対に痛みを増強してしまうことがあるので気を付けてくださいね。
③まとめ
・男女兼用もあるが、体型に合わせて購入したほうがいい
・寝る時には医者の指示がある場合以外、コルセットを外す
・骨盤の骨の位置をポイントに巻くとよい
コルセットについて、形はどれも同じと思っていて、巻き方も自己流に頼っていました。
ちゃんと目的や体型に合った巻き方でないと意味がなく、外すことも大事。
これで腰痛ともおさらばですね。
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