腱鞘炎 指 治し方と症状についてです。
・中指 親指 症状初期はどんな状態?
・関節炎との判別方法
・しびれがある場合はどんな病気が考えられるか?
についてまとめ、患者さんでも腱鞘炎で来る方は多く、適切に対処すると治っていく方は多いのでその治った実際の方法もご紹介していきます。
①指の曲げ伸ばしに違和感がある経験はありませんか?
もしかしたら指の腱鞘炎かもしれませんよ。
今回は、指の腱鞘炎に関する治し方と症状について、中指親指の腱鞘炎と初期症状、関節炎との違い、しびれを感じる場合を調べましたので参考にしてみてください。実際に治ったストレッチ方法や使い方もご紹介していきます!
目次
②-1腱鞘炎 指 治し方と症状:中指親指 初期症状
②-1-1中指親指も腱鞘炎になる?初期症状とは?
腱鞘炎が酷くなると、指にも異常が出てきます。
いわゆるバネ指と言うもので、指を曲げると痛みを感じる、引っかかりがある、曲げてもすぐに戻ってしまうなどの初期症状から、重度の場合は指が曲がった状態が続き、手術が必要になる場合もあります。
また、手首周辺、親指の付け根が主に痛む、ド・ケルバン病と言う、バネ指に似たような指が痛む病気もあります。
症状の特徴としては、手首周辺や親指に熱を持った痛み、腫れが出ること。
実は、私もスマホの使い過ぎで、ド・ケルバン病になっています。
整形外科では湿布を処方してもらい、様子を見ている最中。
皆さん、スマホの使い過ぎには注意が必要です。
②-1-2中指親指に起こる腱鞘炎の治し方
バネ指、ド・ケルバン病の治し方についていくつかご紹介します。
・保存療法
下手に動かさないことです。
出来るだけ指を動かすことを減らし、手を休ませます。
初期症状の場合は1週間もすれば大体良くなります。
・実際に多数の患者さんが治ったストレッチ-マッサージ方法はこれ
筋肉の炎症なので、鎮痛作用のある湿布を貼るだけでも効果が見られます。
また、血液が滞っている事も症状を悪くする原因なので、お灸や鍼、マッサージなどで血液の循環を良くするのも効果的です。
・無理に痛みがでるほどストレッチしては逆効果なので、まずは手首を甲側を手前に向けて反対の手で前に押し出すように伸ばしていきます↓↓
指の腱は肘の全面についていてその動きをよくするストレッチです。
・肘の裏面についてる筋肉-腱も使いすぎになることが多いので、手の甲を前に出してもストレッチします↓↓
・次に腱のすべり-滑走性をだす練習です。指の1番目の関節はそのままで2番目の関節を曲げて、少し硬い握れるものを痛みのない範囲で握ります。そうすることで指の腱が浮き上がって動きを良くしてくれます↓↓
・間違った使い方と正しい使い方
親指の使い方で間違って痛める使い方をしてる人が、やはり患者さんで痛めて来院されます。
間違った使い方はこちら↓
親指の2番目の関節だけを曲げて押し付けるようにぎゅっと握ってしまってます。これでは腱や関節に負担がかかり腱鞘炎のもとに…
正しい使い方はこちら↓
1番目も2番目の関節も曲げてものを持ちます。
・湿布、ツボ
≫指の腱鞘炎で湿布貼る場所ここが効果的!効くツボと手術費用や入院期間
・テーピング、サポーター
指を動かすことが出来にくい場合は、動きを補助するためにサポーターやテーピングを用いることも整形外科での治療で行います。
≫腱鞘炎 指治ったテーピング方法-親指 薬指 中指 人差し指 薬指全部巻き方詳細動画も
・注射
筋肉の炎症を鎮めるために使うのが、ステロイド注射です。
患部に直接ステロイド剤を注射する為、魔法のようにすっかり良くなります。
しかし、副作用がある為、頻繁に何度も注射できない事や、筋肉や腱、皮膚を弱めてしまうという危険な薬なので、注意が必要です。
・手術
ステロイド注射にもよく効く方と、効き目が弱い方がいます。
ステロイド注射での治療がうまくいかない場合は外科手術が必要になる場合があります。
基本的には当日か翌日には退院できるような手術ですが、体の負担を考えると出来るだけ受けたくはないですよね?
②-2腱鞘炎 指 治し方と症状:関節炎との違いとは
②-2-1腱鞘炎と間違えやすい関節炎との症状の違いとは?
指が痛むという事で考えられるのは、
・腱鞘炎
・関節炎
があります。
まず、腱鞘炎の痛みの原因は筋肉と腱の炎症で、自分で動かした時だけ痛みます。指・腱の走行に沿って痛みが走ります。
それに対し、関節炎は他人が少し触れるだけでもかなり痛む、関節の炎症。関節の節が腫れて関節ピンポイントで痛みがでることが多いです。
これだけでも十分違いが分かりますよね。
関節炎の場合は、関節リウマチの可能性もあるので、病院で血液検査を受け、リウマチ因子があるかどうか調べてみる必要が有り、治療方法も変わってくるので、かなり大事な検査なんですよ。
②-3腱鞘炎 指 治し方と症状:しびれで考えられる病気
②-3-1指の痺れは腱鞘炎以外の病気サインかも?
手にしびれを感じる場合は様々な病気のサインが出ている証拠。
指の痺れを感じた時に考えられる病気は、
・脳梗塞
・脳出血
・手根管症候群
・動脈硬化症
・頸椎ヘルニア
など怖い病気ばかり。
腱鞘炎の場合でも、指に痺れを感じる事があるので、どのような痺れの症状なのかを説明しましょう。
②-3-2腱鞘炎が原因の痺れを見分ける方法
どのような指の痺れなら腱鞘炎が原因なのかを見極めるのが大切です。
・感覚はある
・指自体・痛みがあるところの痺れはない
と言った症状であれば腱鞘炎の可能性が高いので、整形外科を受診しましょう。
キケンなのは、感覚がない事。しびれが指や腕全体にあると腱鞘炎でなく首や脳からの神経に何らかの問題があることがあるので注意です。
痺れているけど触られた感触を感じず、いつまでも治らないという事があれば、脳神経外科や整形外科を受診することをおすすめします。
③まとめ
・バネ指とド・ケルバン病がある
・関節炎と腱鞘炎は間違えやすい
・指の痺れには様々な病気のサインが隠れている
スマホやパソコンを触る機会が溢れていて、私たちの指先はとっても疲れています。
手元にあると、どうしても触ってしまいがちですが、ちょっとお休みの日を作って、スマホから離れてみるのもいいかもしれませんね。
≫腱鞘炎 指 サポーター おすすめ3選とドラッグストアすぐ買える人指し中指用も
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