膝の内側に痛みを感じる、そんな経験あるのではないでしょうか。
膝の痛みにも色々痛む箇所や原因がありますが、女性で膝の内側が痛む方は多いです。
膝の内側でも内側の下の方か真横ら辺か、あまりいないのですが内側の上によって原因が違います。
その対処法としてのストレッチも種類が変わって・効果も違ってくることがあるので
あなたが当てはまる原因・症状病名は何かぜひみてくださいね。
さらに、特に膝の内側の痛みは男性よりも女性に多いと言えます。
ではなぜ、女性に多いのでしょうか?
膝の内側が痛む原因は様々なことが考えられます。
男性より女性の方が多いというのは女性の場合、男性にはあまり無い姿勢をすることがあるからです。
女性の場合、立った時の姿勢が内股になってしまったり、膝を内側に向けて座る癖があります。
この姿勢は膝の内側にストレスがかかってしまうため膝の内側が痛む原因になります。
膝の内側が痛む原因と対処法についてご紹介していきます。
いろいろ漢字が並んで専門用語が並んでますが、症状と対策が重要なので、
ご自身がどのような症状か把握するのがまずは大事です↓↓
- 内側の真横が痛い
- 内側側副靭帯損傷
- 半月板損傷
- 膝蓋大腿靭帯損傷
- 変形性膝関節症
2.膝の内側の下が痛い
- 鵞足炎
3.膝の内側の上が痛い(あまり多くの方はなりません)
- 内転筋損傷
- 内側広筋損傷
- 膝蓋大腿靭帯損傷
1.膝の内側が痛い原因
- 変形性膝関節症
女性の場合膝関節が軟らかいため膝のゆるみから膝を痛めやすいと言われています。
肥満や加齢が原因で起こる変形性膝関節症は最もなりやすいものです。
軟骨がすり減ったり膝関節が変形してしまう変形性膝関節症は膝の痛みで気づけますが、最初のうちはあまり違和感を感じなく放置してしまい気づけない方が多いです。初期の方は歩き始めだけ痛いという方がほとんどです。
O脚の人になりやすく、正座が少しきつくなってきた、しゃがんで立つときつらいなど症状がでてきます。
すごく腫れてる・熱をもっていることはギクッと痛めたりしなければあまりみられません。徐々に痛くなってきたという方が多いです。
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- 半月板損傷
膝の内側が痛む原因として内側半月板損傷があります。
膝を強く打ってしまった時や急に方向転換や走ったりする動作をした時に痛みを感じた時は内側半月板損傷の可能性があります。
この場合、損傷がひどくなれば手術をしなければならなくなります。
半月板が損傷した時は、ロッキングと言って膝を伸ばしたあと膝を曲げられなくなったり、曲げ伸ばしに音がなったりします。
▼対処法としては無理して動かしていると余計に損傷度合いをつよめてしまうので、この場合はすぐ整形外科にみてもらいましょう。
2.膝の内側の下が痛い
- 鵞足炎
スポーツをしている人でランニングやサッカー・バスケのストップ動作で起こりやすいともいわれてます。
階段やアスファルトの固い地面を歩いていてもなりやすいです。
歩いていたり、たちしゃがみで膝が内側に入りやすい人やO脚の反対のX脚の人がなりやすいです。
なので足・膝を内側にひねったり、ぐっと踏ん張る動作の時に痛みがでやすいです。
▼鵞足炎に対して対処法
膝の内側の痛みを軽減させるためには鵞足というところについている筋肉を伸ばすストレッチがおすすめです。
痛む足の横にイスを置いてその上に足を乗せつま先は内側を向くようにしながら上半身を前に倒します。
この時、ゆっくりと背中が丸くならないように倒しましょう。
膝の痛みが改善してもストレッチは続けることがポイントです。
もう一つは足を持って外側に倒していくストレッチです。
鵞足炎のストレッチ動画でも説明してくださってます。
ストレッチだけで痛みが取れない人は、保護としてテーピングも大事です。
痛めた筋肉の走行にそって2本張ります。はじめと終わりははがれてしまうので引っ張りすぎないようにします。
3.膝の内側の上が痛い(あまり多くの方はなりません)
- 内転筋損傷
- 内側広筋損傷
- 膝蓋大腿靭帯損傷
筋肉や靭帯が痛んでいるので、動かすと痛かったり、膝を内側に曲げると痛みが発生します。あとその部分を押して痛みもでます。 安静にしていても損傷したてだと痛みがでる場合があります。
▼対処法としては
筋肉・靭帯の場合はまずは安静・熱をもっていたり腫れていれば、アイスノンや氷を袋に入れて20分ほど一回冷やし、その後20分外してまた20分ほど冷やします。
1週間。2週間ほど安静にしていれば軽度のものであれば治っていくので大丈夫ですが、それでも痛みが引かない場合は一度整形外科でみてもらった方がいいですね。
▼膝の内側が痛い時の対処法全般
このように膝の内側が痛む原因を防ぐためにも予防しておくことが大切です。
膝の痛みを予防するには筋トレが効果的です。
ただ、筋トレのやりすぎややり方には注意が必要です。
勢いを付けてやってしまったり腰に負担がかからないようにやることがポイントです。
日頃から歩く姿勢にも気を付けましょう。
膝を伸ばしすぎて歩いてしまうと膝を痛める原因になります。
歩く時はかかとから着地しつま先で地面を蹴るように歩きます。
膝が痛む時は無理に歩かないことです。
膝が痛い時はテーピングで固定すると痛みも和らぎます。
膝が腫れている場合は冷やしましょう。
湿布は炎症を鎮めるのに効果的です。
まとめ
いかがでしたか?
膝の内側が痛くなった時にストレッチは効果的ですがストレッチは予防にもなるので痛みがなくなった後も継続して習慣として行うことをおすすめします。
男性よりも女性に多いと言われる膝の内側の痛み。
女性には男性ではしない姿勢や癖があるためその歩き方や座り方によって膝を痛めているということがわかりました。
そのため特に女性はストレッチをしっかりと行っておきたいものですね。
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