半月板損傷 手術後の経過や手術費用は?名医の紹介
➀半月板損傷と診断された方はいませんか。
半月板損傷はスポーツをする人や加齢によっておこることがあります。その治療には手術療法と保存療法があります。
病状や年齢、日常生活やスポーツ活動、職業などを考慮し、どのような治療を行うか主治医とともに決めていきます。
半月板損傷-手術後のリハビリの患者さんを何人もみさせてもらってますが、つい先日も半月板損傷後にジョギングや正座までできた方がいたので、患者さんの経過-声をもとに紹介していきます。損傷する前に正座ができていないと難しいところはありますが、適切な手術が行われて、損傷前に正座ができていれば問題ないことが多いです。
私自身もサッカーで半月板損傷保存と手術の両方を経験し、今ではマラソンやサッカーをできるほどです!
②-1半月板損傷 手術方法と術後の経過について
②-1-1半月板損傷 どんな手術が行われる??
半月板の損傷が重度である場合や日常生活などに支障がある場合は手術を行うことがあります。
関節鏡といって、膝に二か所ほど切開し(1センチ程度)、関節内にカメラを入れてモニターに映して手術をします。
手術方法は二つあります。一つは半月板縫合手術です。半月板の断裂部分が大きいとこの方法を用い、損傷した部分を縫い合わせます。
もう一つは半月板切開除去術です。小さい断裂や半月板が変形して縫合できない時に行います。
②-1-2手術後の経過は?
縫合術では縫合部が再び断裂することを防ぐために、術後数週間は安静が必要です。場合によっては体重をかけないよう松葉づえを使用することもあります。
膝周辺の筋力が低下しないようにトレーニングしながら、徐々に体重をかけていくようにします。
目安としてはスポーツ復帰まで4~6ヵ月かかります。
切除術は縫合術より術後の制限は軽いです。翌日から膝に体重をかけても大丈夫です。術後2~3週間で軽いスポーツができて、本格的なスポーツ復帰は2~3ヵ月かかります。
外側の半月板の手術後の患者さんは2か月で軽いジョギングができて、マラソン大会に出場、正座もできるようになりました。
入院期間はどちらも短期間で3~4日程度です。麻酔の方法によっては日帰りや1泊入院のところもあります。
例えばここの病院では、日帰りの手術や、実績数も多くあります↓↓
・医療法人社団 あんしん会 あんしん病院
整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科 神戸市中央区港島南町1-4-12
②-2半月板損傷の手術 費用はどれくらい?
②-2-1手術費用と高額医療費制度について
病院や入院期間にもよりますが、3割負担の時自己負担は10万円程度です。
手術は高額医療費制度が適用されます。これは同一月にかかった医療費の自己負担が高額になった時、一定の金額を超えた分を払い戻される制度の事です。
事前に高額になることが分かっていれば、「限度額適用認定証」があれば便利です。この認定証があれば、一定額以上は支払う必要がありません。
保険の適用外で個室を利用した場合の部屋料と食費がかかりますので、費用は10万~20万円と考えればよいでしょう。
どれくらいかかるか、高額医療についてまえもって医療機関に相談しておくと安心ですね。
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②-3半月板損傷手術の名医といわれる人は?
②-3-1半月板損傷の手術で有名な医師
主にスポーツによる半月板損傷の方の手術の実績がある人を紹介します。
・上牧 裕医師 水戸赤十字病院 第二整形外科部長
膝関節障害に対する関節鏡下手術で多くの実績を上げています。
・田中 孝昭医師 国立病院機構宇都宮病院 副院長
野球やサッカーなどのスポーツ診療をしており、半月板損傷の発生メカニズム研究に優れています。手術・リハビリによる回復率が高いです。
・南 和之医師 日本医科大学千葉北総病院 整形外科教授
膝関節障害に対する関節鏡下手術、競技復帰までのリハビリテーションに実績があります。
③まとめ
膝に障害があるというものは本当に辛いものです。スポーツ選手はもちろん、日常生活でも支障をきたす場合は手術を選択する必要があるかもしれません。
事前にどのようなものか知っておけば安心できますね。
リハビリの期間も長くなりますので、しっかり納得したうえで手術は受けたいものです。
それには信頼できる医師にかかることが一番です。
この記事が参考になれば幸いです。
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