外反母趾の手術について
外反母趾は足の親指が小指側に曲がり、変形したものです。親指が第二指と重なるほどひどく変形する人もいます。また、症状が進行すると親指の付け根に痛みを生じ、歩けなくなることもあります。
最終的な手段として手術を選択することがあるかと思います。
ここでは、外反母趾の手術について名医と言われている人や病院・手術の費用・入院期間について紹介します。
外反母趾の手術の名医
外反母趾の手術は難しく、重症になるほど熟練した腕が必要です。体にメスを入れるわけですから、安心して手術を受けたいですよね。そこで名医として紹介されている方を紹介します。
▼東京の病院
・高田馬場病院 町田英一医師
外反母趾のエキスパートです。多くのメディアで、神の手を持つ名医たちの一人として紹介されました。
新患だけで月に100人前後の患者さんが病院を受診しています。医師の評判を聞きつけた患者が全国から集まっています。
手術の予約は何カ月も先まで埋まっています。
私も整形外科学会に参加するとよく公演をしてくださっている勉強熱心な名医さんです。
・慶應義塾大学病院 須田康文医師
外反母趾のスペシャリストです。外反母趾の手術については、2000例を超える実績があります。
数多くのメディアで「日帰り外反母趾手術」ができる病院として紹介され、評判を集めています。こちらの病院で開発されたDLMO(デルモ)法という手術が有名です。
須田医師は八王子スポーツ整形外科でも診察を行っています。
・東京女子医科大学病院 野口昌彦医師
我が国屈指の足部・足関節疾患のスペシャリストです。完全予約制の「足の外科」専門外来を設置しています。
▼外反母趾:手術入院期間
外反母趾の手術では、手術翌日よりヒール付きギブスで歩くことができ、術後一週間以内に退院できる短期入院となっています。
▼外反母趾の手術費用について
いざ手術を受けるとなると、手術内容や術後の経過についてもしっかり聞いておきたいところですが、費用も気になると思います。大まかな費用について紹介します。
外反母趾の手術に関しては、基本的に医療保険が適応されます。
費用の目安としては片足で10~20万円程度です。手術費用の他、麻酔やレントゲンなどの検査費用も含まれています。両足はプラス10万程度です。
このうち3割が自己負担になりますので、片足で3~7万円、両足で7~10万円の費用が必要になります。これらに加えて入院する場合は入院費がかかります。ですから10万前後の負担が必要と考えればよいと思います。
個室に入院する場合はさらに個室料が毎日かかりますので、その分を考慮する必要があります。個室料は保険外の負担となります。
これらは大まかな目安ですので、詳しく知りたい方は事前に問い合わせた方が確実です。
また、個人で保険に加入している人は、手術や入院が支払いの対象になることがありますので、この点も問い合わせた方がいいと思います。
日帰り手術は入院費がかからないので、その分安くなりますが一週間程度は痛みを伴いますし、体重をかけることができないので介護や看護についてどうするか考えておく必要があります。
まとめ
外反母趾は症状がすすむと日常生活に支障をきたします。サポーターやインソールなどで矯正できない場合は、手術も考えることがあるかもしれません。
しかし、通常の生活に戻るまでしばらく痛みが続き、経過を見たりリハビリ、費用負担などが必要になります。
自分の生活スタイルも考えて、十分納得したうえで手術をするかどうか、日帰り手術か入院か選択したいですね。
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